Dr.Peper make health happen 健康ブログ

2013年1月28日 月曜日

発熱が命を救う

ブログアップ日:2011年11月24日

こんにちは、エリック・ペパーです。わたしはサンフランシスコ州立大学ホリスティックヘルスの教授で、かつ開業もしています。自分の健康と元気さを一番自分にあった形で実につけられるようにみなさんのお手伝いをするのが大好きです。癒され治っていくひとをみると感動します、それも一杯のおいしいカプチーノで。

多くの人は発熱をとても怖がり、慌ててタイレノールなどを買いに走ります。でも、熱は病気の原因ではありません。感染に対して体が反応をしているにすぎません。熱によって体の免疫系が活性化されて感染と闘うことができるのです。熱が出ることで体が健康に戻っていくのです。もし病院の集中治療室にいる患者さんが発熱したら、積極的に解熱の治療をするのが普通です。ただ、マイアミ大学レナードミラー医学部のシュルマン先生らは、熱がでたときでも注意しつつ経過をみながら無理に熱を下げないようにすることで集中治療室での死亡率を7分の1に減らすことができた、と最近発表しています。ロバート・ゴーター先生とわたしは、先だって出した本「Fighting Cancer 癌と闘う」の中で、熱の重要性について語りながら、解熱してしまうことの害についても述べています。


投稿者 ナチュラル心療内科