Dr.Peper make health happen 健康ブログ

2013年1月28日 月曜日

動物性たんぱく質の摂取を減らし、癌の発症を抑えましょう

投稿日:2011年12月30日

癌の発症や進行は、自分の免疫力と発癌因子、体がもつ毒素処理能力、そして食事の内容が相互に作用しておきます。たとえば、ラットに発がん性のあるアフラトキシンという毒素を低用量与えた場合、癌の発現はそのラットがどれくらいのタンパク質を摂取しているかによります。もしそのラットが食べているタンパク質の量が20%から5%に減るとアフラトキシンによって誘導される癌の発現は起きません。動物性タンパク質の摂取と癌の発現の関連性は最近わかったことではありません。The China Studyという本の中でキャンベルが述べており、人間にもしっかりあてはまることです。一番のポイントは、動物性タンパク質の摂取が低いほど癌の発症率が下がります。
よって、癌のリスクを下げるには動物性タンパク質の摂取を減らして植物性タンパク質をより多く摂るようにするのがよいでしょう。

この食事についての考え方は最近の映画Forks over knives (2011年)でもとてもよく描かれていて、この映画ではわたしたちを襲う変性疾患のすべてとはいわないまでもその多くが、動物性の食品や加工食品を摂らないことでコントロールでき、場合によっては発症した場合も治せる、と主張しています。
食事と健康についてのガイドラインとして革新的な観点から自著Fighting Cancer - A nontoxic Approach to Treatmentの第3章、セルフケアの章をよろしかったらご覧ください。


投稿者 ナチュラル心療内科