Dr.Peper make health happen 健康ブログ

2013年1月28日 月曜日

ストレスと癌の間にリンクはあるのか?

投稿日:2012年1月19日

癌の発症と進行には、発がん物質への曝露や習慣リスク因子(日頃の行動に潜むリスク)、免疫低下状態、またはストレスなど多くの要素が関与しています。乳がんの増加に最も関与している因子として挙げられるのが、夫の死去、離婚や別離、病気や怪我、親しい家族や友人の死や失業などのストレスです。またストレスは乳がんの再発や予後の低下にも関係しています。

ストレスによって癌のリスクが上がるのであれば、ストレスマネージメントの方法を学ぶことで癌のリスクを減らし治療の結果もよくなると考えられます。とても優れた11年間のフォローアップ研究において、オハイオ大学のバーバラ・アンダーソン教授は、乳がんの患者さんで14週間のストレスマネージメントプログラムに参加した人たちが、対照群に比べて著しく高い生存率と低い再発率を示したと述べています。

ストレスが癌のリスクを上げ、ストレスマネージメントが生存率を上げる、という結果は、ストレスマネージメントを癌治療と予防の一環として摂りいれるべきであることを示します。患者さんがすぐに自ら実践できるストレスマネージメントの方法については自著Fighting Cancer(癌と闘う)の本の中の第3章セルフケアをご覧ください。


投稿者 ナチュラル心療内科クリニック